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ヤオトンに住まう人々
今日は、わんりぃ企画の上映会。
タイトルは「ミンガ―・ヤンガー・サンワ―」。
黄土高原(陝北)のサンワー村のヤオトン(崖につくたれた横穴式の住まい)に暮らすある家庭にホームステイしながら、
研究のために彼らの日常をビデオで撮影しているニワさん。
彼女の撮りためた貴重なビデオを見せていただくという企画でした。

もともと剪紙に魅せられたところから研究者の立場になられたそうです。
黄土高原のあたりの人々は、特別教えられたわけでもないのに、たいてい誰でも紙と鋏があれば
当たり前のように干支や吉祥物を切れるのだそうですが、
「この現象はいったいなんだろう??」
それが知りたくて今に至ったのだとか。

minge1.jpg
画面を説明してくれるニワさん。

minge3.jpg
お正月前の障子の張り替え

minge2.jpg
小麦粉でつくられた麺花。お墓参りや家の神様、廟の仏様などにお供えする。



金山農民画に描かれるのは米作農家の暮らしですが、こちらは麦作の文化圏。
なので少し様子は違いますが、やはりどこか懐かしく胸がキュンとする感じはおんなじです。

ただ今日は絵の中の世界ではなくドキュメンタリーでしたから、画面の隅から隅まで血が通っていました。
生活の中の民間芸術品は彼らの暮らしに溶けていました。
剪紙。布靴や衣服に施される手仕事の刺繍。
ドキリとするほど魅力があるのは、配色やデザインの美しさだけの力だけではありません。
そこには手仕事に込めた女たちの祈りが息づいています。
子供たちの健やかな成長、豊作、幸せな結婚、安らかな死。
きっとこんな現代生活を送る我々には本当にはわからないですね。
ただ。。。
知りたいんですよ。知りたいです。

ホスト家族の毛(マオ)さんという50代の男性は、とっても素敵な方でした。
生まれてこのかたずっと同じ村で暮らしていて外に出たことがないのに、
自分たち農民の生活の美しさを認識しています。
しっかりとした人生観を持っています。人生の哲学というのかな。
そしてきちんと自分の死と向き合っている。

あ~~
すっかり映像に刺激を受けて書きなぐってしまいましたが、
ふだん考えてもみないことに思いを巡らすことができました。
ニワさん、わんりぃさん、ありがとうございました。

そうそう、今日は会場に協会員のカンバヤシさんと農民画講座のU野さんがおみえでした。
お会いできて嬉しかったです!                   (ヒラノリエ)







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イベント | 23:55:55 | トラックバック(0) | コメント(0)
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